WEB解析・サイト改善の学習の一環として、Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得しました。
仕事でものすごく使っているのに、どんな機能があってどんなことができるのかをちゃんと知らないのはもったいないような気がしたからです。
「ひょっとしたらもっと効率の良いやり方があるのに無駄なことをしているかも?」と思ったというのもありました。
結果としては取って良かったと思っています。
簡単に受験することができるので、Googleアナリティクスを日頃使用している人はぜひチャレンジしてみてください。
目次
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは?
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、その名の通りGoogleアナリティクスを扱えることを証明してくれる資格です。
インターネット上で受験可能なので手続き自体は簡単ですし、不合格でも24時間後に再チャレンジできるので、合格するまで気軽に何度も挑戦することができます。
合格すると12ヶ月は資格が有効なので、要所要所でアピールに使うこともできますね。
試験の内容
試験は4つの選択肢から正しい1つを選ぶ問題が70問ほど、制限時間は90分でした。よほど悩まない限りは60分以内には終わりますし、サクサク進んだ場合は30分ちょっとで完了することすらあると思います。
ただ、内容は無勉強で合格できるようなものではありません。
極端に難しすぎるというレベルではないと思いましたが、だからといって「日々、PVとUUを確認してるし……」くらいでは太刀打ちできないレベル感です。
拡張eコマースとかコホート分析とか、「名前だけは聞いたことあるけどどんな機能なのか分からない」というものが目白押しです。アナリティクスのデータ処理の仕組みに関する問もありました。
アナリティクスを使いこなして数字の改善を行っている人であればすぐに合格できるかもしれませんが、アクセス数をチェックしている程度であれば事前学習は必須です。
受験方法
まずAcademy for Adsアカウントを作成します。
作成後ログインすると、このような画面になりますので、「Googleアナリティクス」をクリック。

すると「Googleアナリティクス個人認定資格」という項目がありますので、ここをクリックして受験を開始します。

合格するとこのような画面でお祝いしてくれます。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)の対策を無料で行う方法
GAIQが欲しい場合、Googleアナリティクスの書籍を購入して学習しても良いかと思いますが、一番良い方法は無料のAcademyを活用する方法です。
こちらのページから「Googleアナリティクス初級者向けコース」と「Googleアナリティクス初級者向けコース」を修了すれば、GAIQに合格するために十分な知識が身に付きます。
1レッスンにつき、3~5分程度の動画で学習を行うのがメインとなります。音声などは英語ですが、日本語字幕が出るのでそこまで困りません(内容が小難しくて何度か頭を抱えたことは秘密)。

また、デモアカウントを使用したインタラクティブな学習もありました。デモアカウントはGoogle Merchandise Store(=通販サイト)のものなので、ブログや情報サイトではあまり使用しないような機能の紹介もありますが、知っておいて損はありません(GAIQで出題されますし……)。
何と言っても無料で学習できるというのが素敵ですね。学習から資格取得まで1円もかかりません。
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得してみて感じたこと
今回、実際にGAIQを取得したわけですが、資格取得した時点で劇的にアナリティクスを使いこなせるようになったということはありませんでした。
TOEICで高得点を取ったからといってすぐに英語を話せるようにならないというのと近い気もしますね。
ただ、WEB解析の道の第一歩になったという気はしますし、対外的には「へーすごいね」くらいにはなります。
Googleアナリティクスを使いこなしている人はそうそういないと思うので、GAIQを持っているというだけで関連する仕事が社内で回ってきやすくなりそうです。
あと、「Googleアナリティクスで何ができるのか」を知っておくのは非常に大事だなと思いました。できることが分かっていれば、必要に応じて都度調べながら設定などを行えば良いので、GAIQを取る取らないは別にしてAcademyを受講しておくのはとても有益だと思います。
実際の業務で活用できるかどうかは別にしても、「アナリティクスに詳しい人」という印象付けはできるようになった実感があります。
まとめ
今回、GAIQを取得したからと言ってアナリティクスが劇的に使えるようになったわけではありません。
しかし、学習前よりも確実に成長したとは思いますし、アナリティクスに対する愛着も今まで以上に湧いてきました。
資格を形骸化させないためにも、Academyを復習しながら実際のアナリティクスを触っていこうと思います。