年末が近づくと用意しなければならないもの……それが、年賀状です。
毎年年賀状のやり取りをしている友人がいる人も少なくないと思いますし、お世話になっている社内外の人へ新年の挨拶を兼ねて年賀状を送りたいという人もいるでしょう。
ですが、年賀状を自分で作ろうと思うと正直かなり面倒です。
宛名やデザインを手書きで作っていたら大変なのはもちろんですが、PCのソフトでデータを作成したとしても印刷すら面倒と感じている人もいるのではないでしょうか(僕です)。
今年はそんな煩わしさから解放されるために、年賀状を作成することが可能で、印刷された状態で届けてくれるという素敵なサービスを3つ紹介します。
年末くらいはゆっくりと過ごすために、ぜひ利用してみましょう。
おすすめの年賀状作成サイト3選
年賀状を作るのにおすすめのサイトは下記の3つです。
ネットスクウェア
低価格かつ高い満足度を誇る年賀状サイトです。他のサイトではかかってくることの多い基本料金や送料が無料なので、リーズナブルな価格で年賀状の準備をすることができます。
「和風デザイン」「おしゃれデザイン」「定番デザイン」「写真入り」などデザインが豊富で、サイト自体も価格や使い方が初心者でも分かりやすく作られているので素晴らしいです。
サービス利用者の98.5%が満足しているというのが驚きですよね。

使用されているはがきが「お年玉くじ付き年賀はがき無地(62円)」なので、お年玉くじ付きの年賀状を出せるのも嬉しいところです。
なお、寒中見舞いには対応していませんので、こちらを使う場合は年賀状として出せるように早めに依頼するようにしましょう。
[center][afbtn class=”flat2″]≫ネットスクウェアで年賀状を作る[/afbtn][/center]
おたより本舗
こちらも定番から変わり種まで様々なデザインを用意している年賀状作成・印刷サイトで、ネット通販2年連続全国1位という実績を持っています。
「おもしろ」「オトナ女子」「復刻版レトロ」などデザインに幅があるので、他人と被ってしまう可能性を低くすることができるでしょう。
このサイトではデザインによって料金が変わってくるので、値段も含めてデザインを選ぶようにする必要があります。一番安いもので10枚2,050円、高いもので10枚4,000円の印刷料金となっています(その他オプション代などがかかります)。
ただし、割引キャンペーンなども用意されることが多いサイトなので、実際はこの料金よりも安く作れることが多いでしょう。
[center][afbtn class=”flat2″]≫おたより本舗で年賀状を作る[/afbtn][/center]
年賀家族
「デザイナーズ写真年賀状」を依頼することができる年賀状サイトです。主に子供の写真を年賀状に載せたい家族に人気のサイトですね。
基本料金が10,000円と他サイトに比べて割高なので、リーズナブルに年賀状を作りたい人には向いていません。あくまでも写真を主役とした高品質年賀状を作りたい人向けです。
価格が高い分、すべての年賀状がプロの目でチェックされるなどの高水準なサービスが魅力で、年賀状にこだわりがある人にこそおすすめできるサービスです。
暗い写真もプロの手で補正されるので、ハイクオリティな年賀状を作りたい人はこちらを使ってみてください。
[center][afbtn class=”flat2″]≫年賀家族で年賀状を作る[/afbtn][/center]
年賀状を送る時のマナー
年賀状を作る時・送る時のマナーについても念のため確認しておくと良いでしょう。
できれば元日、遅くとも松の内に着くようにする
年賀状で最も気を付けたいことの一つが到着日です。やはり元旦に届いているのが嬉しいものなので、年賀状は早めに準備して投函するようにしましょう。
なお、1月1日に届く投函目安は12月25日頃とされています。「クリスマスまでに出す」という意識で準備をすると良いでしょう。
また、私製はがきで年賀状を出す場合は切手部分の下に「年賀」と朱色で書くことを忘れないようにしてください。これが漏れていると、年賀状が年内に届いて恥ずかしい思いをしてしまいます。
松の内(1月7日)までに届けば失礼にならない
年賀の期間は松の内と呼ばれる1月7日頃までなので、多少遅くなっても松の内までに届けば失礼にはあたりません。
予想外の人から年賀状が届いてしまっても、すぐに年賀状を送り返せば年賀の期間内に届くでしょう。
松の内を過ぎたら寒中見舞いとする
松の内を過ぎてしまったら年賀状として出すのが適切ではなくなってしますので、「寒中見舞い」として挨拶状を出すようにしましょう。
適切な賀詞を選ぶ
年賀状には「賀正」「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などの賀詞が使われますが、実は相手によっては使えないものがあります。
4文字の「謹賀新年」などは一般的に目上の人向けで、1~2文字の「寿」「迎春」「賀正」などは目下の人向けと言われています。
「A HAPPY NEW YEAR」や「あけましておめでとう!」などのややカジュアルな賀詞は仲の良い人向けで、敬意を持って接する相手への年賀状には向いていないので注意してください。
万能なのは文章の賀詞で、「あけましておめでとうございます」のようなものは、どのような相手にも使えるとされています。迷ってしまったり、全員に同じデザインで送りたい場合は、こういう文章の賀詞か4文字の「謹賀新年」などにすると良いでしょう。
プラスで注意しておきたいのは、賀詞と本文で内容の重複を避けるという点です。「賀正」の後の本文で「新年あけましておめでとうございます」などと書いてしまうと、内容が重複してしまいます。賀詞の後は「旧年中は大変お世話になりました」などが無難ですね。
手書きの一文では忌み言葉を避ける
「別れる」や「失う」などのネガティブな言葉は忌み言葉となりますので、年賀状には書かないようにしましょう。
「去年はお世話になりました」などは知らないとうっかり書いてしまいそうですが、「去」が忌み言葉となるので「旧年」「昨年」とするようにしてください。
また、年賀状には句読点を使用しない方が良いとされています。これは句読点が元来、文字をうまく読むことができない人のために使われ始めたと言われていることが理由です。親しい友達なら別ですが、目上の人には使わないようにしたいものですね。
まとめ
年賀状は他人から届くと嬉しい反面、自分が出すのは少し面倒に感じてしまうことの多いものですよね。
年末を年賀状作成に費やしたり、PCで作成した年賀状を印刷しようとしたらインクが切れてバタバタしたりしたことのある人も少なくないのではないでしょうか。
今回紹介したようなサービスを利用すれば、面倒な部分をすべて業者にやってもらうことができるので、一人ひとりに心のこもった一文を書くことができて、相手にも喜んでもらいやすい年賀状が出来上がります。
自分もラクできて、もらった相手も嬉しくなる、そんな年賀状を今年は作ってみてはいかがでしょうか。